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ネットワークを軸としたIT技術メモ

自宅ネットワークでおすすめのLANケーブル

f:id:daichi703n:20160211030030j:plain 技術的な内容から少し外れて、自宅ネットワーク(LAN)で使用するLANケーブル(UTPケーブル)の話をする。

カテゴリーいくつを使うといい?

各所で議論されているが、ファストイーサネットがメインの自宅ネットワークにおいてはCat5で十分だと考えられる。
主に使用されるケーブル種別は以下の通り。

各ケーブルのスループットベンチマーク試験結果はこちらが分かりやすい。
LANケーブル種類・カテゴリーによる通信速度比較(ベンチマーク)

おすすめのLANケーブル

個人的なおすすめはリール(巻取)式LANケーブル
Cat5であれば100円~500円程度で購入できるため、数本必要でもそれほど財政圧迫されない。

リール式採用のポイントは以下の通り。

  • 余長を調整できる
  • おしゃれなインテリアの邪魔にならない
  • 未使用時の保管がしやすい

多くの家庭で使われるONUブロードバンドルータ間は隣り合わせて置く場合がほとんどなので、付属ケーブルや0.5mでも持て余していると思う。
そういった近距離接続をリール式にするだけで、かなりスリム化できる。

ネットワーク配線がどの程度変わるか ~Before/After~

ネットワーク機器間を市販の0.5mや1mくらいのケーブルで接続すると、概ねこのような状態になる。 f:id:daichi703n:20160211032435j:plain

これを、リール式のLANケーブルに置き換えてみる。 f:id:daichi703n:20160211032557j:plain

このように余長が発生せず、かなりきれいになる。
やや自重が気になるところだが、少し伸ばして機器の上に置くこともできる。 f:id:daichi703n:20160211032938j:plain

1G接続したい場合

Cat5ではファストイーサネットまでのサポートのため、ギガビット対応したい場合はCat5e以上が必要となる。
Cat6もあるが、やや高価なため悩ましい。

10GBASE-Tの普及

エンタープライズやキャリアにおいては10GBASE-Tの製品が増えてきており、現に私の職場では10GBASE-Tを採用し、LANケーブルはCat6aを使用している。

Cat6aが必須なのか?という確認で、10GBASE-Tのスイッチ間でCat5eケーブルでの試験したことがあるが、5m程度(ラック内)であれば10Gbpsのスループットが出ることを確認できた。(ショートパケット64byte、ロングパケット1500byteとも)
念のため、他のケーブルを近付けたり、ケータイから妨害電波を発してみても、その程度ではスループットに影響しなかった。

40G, 100Gとなってくると、OM3の光ケーブルでありながら、MPOコネクタという8芯での通信となる。(ケーブル自体は12芯でうち8芯を使用)
また、8芯を2芯×4に分割するブレークアウトケーブルを使用すれば、40Gインタフェースを10G×4として使用することもできる。
ちなみに、Ciscoでは従来の2芯でそれぞれ双方向に通信可能なBi-Directionを取り入れ、既存光ケーブルを活かした40G化を推進している。

まとめ

自宅ネットワークではリール式のLANケーブル(Cat5)を使用することを推奨する。
インターネット接続もギガという言葉が出てきているが、実際のところ、100Mbpsあればほとんどのサービスをストレスなく使用できる。
インテリア的な観点も含めてLANケーブルを見直してみるのがいいと思う。